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Home創業する“音”を通して“感動・興奮”を。音響専門会社Jointlyの野山さんは、総社市に住みながら日本全国を飛び回っています。

創業レポート/地元経営者に聞く

創業レポート

“音”を通して“感動・興奮”を。音響専門会社Jointlyの野山さんは、総社市に住みながら日本全国を飛び回っています。

Jointly(ジョイントリー)<音響サービス(音響機材・PA・レンタル)>/2014年(平成26年)開業

コンサート・ライブ・イベント・コンベンションなどで“音”を通して“感動・興奮”を共有する音響の世界。 1級舞台機構調整(音響)技能士の野山さんがここ総社市で経営するJointly(ジョイントリー)は、最新の機器・機材で日本全国さまざまなジャンルに対応する音響の専門会社です。

 

野山さんは総社市出身。 専門学校で音響の基礎を学びながらアルバイトで現場を経験し、岡山県内の大手音響専門会社に入社、さらに音響技術者として様々な経験を重ねました。 そして2014年に独立し“Jointly”を開業。 企業や地域のイベント、著名アーティストのコンサート、日本有数のお祭りなど、今までこなしてきた実績数はなんと6,000件以上だそうです。

 

岡山県内外を問わず、大小様々な規模の現場で高品質な音響サービスを提供している野山さんに、音を操るおもしろさや生まれ育った総社市で創業した理由などをお聞きしました。

 

 

 

全国のコンサート・ライブ・イベントなどを“人の心に残る最高で特別な時間”に。野山さんは、アーティストとお客様を音で繋いでいます。

 

 

 

子どもの頃から、夏祭りの笛や太鼓の音が鳴り響くなか大人や子どもが一緒になって楽しそうに踊る姿がとても好きだった野山さん。 1990年代バンドブームの頃の学生時代に、4~5人の友人達とよくセッションをして楽しんでいたそうです。 自分で演奏したりライブを観たりするうちに感じていた“ライブハウスで聴く生音”と“CDで聴く音”の違いから次第にステージ上の音づくりに興味を持つようになり、それが音の世界へ進むきっかけになります。 専門学校で音響の基礎を学び、アルバイトで現場経験をしていくうちにさらに“音の世界の虜”になり、卒業後は岡山市内にある音響専門会社に入社しました。

 

会社では、さらに専門的な技術を学びながら本格的な現場で経験や実績を積みます。 また、音響のみならずステージに携わる人たちとも交流を深めました。 そして15年間勤め上げ独立、総社市で音響専門会社Jointlyを立ち上げます。

 

 

 

 

 

 

会社名のJointlyは、“アーティストとお客様を繋ぐ”“音響機器や機材を繋ぐ”“音響と関連する人たちで最高のステージへと繋ぐ”など“音で繋ぐ”という想いを込めています。 2021年で8年目を迎え、開業からライブハウス、コンサート、セミナー・講演会、お祭り、披露宴、選挙の演説会など多岐にわたり、日本全国を飛び回っています。 現在は、コロナ禍で自粛せざるをえない状況ですが、安心して活動できる頃にはさらに邁進されたいそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野山さんは「音響は“アーティストが伝えたい音”と“お客さんが聞きやすい音作り”その両方を絶妙なバランスで合わせる難しさがありますが、それは“おもしろさ”でもあります。 きっと正解のないその難しさは僕らの永遠のテーマかな(笑)。 一番大切なのは、音づくりのプロとして“人の心に残る最高で特別な時間”をつくることです。」と話してくれました。<※ホールでの音響作業写真は、すべてコロナ禍以前に撮影されたものです。>

 

 

 

総社市は“専門業種も働きやすい。”“岡山・倉敷とアクセスしやすい。”“都会過ぎず、子どもを育てやすい。”などいろいろ気に入ってます。

 

 

 

Jointlyは、市内中心部にある自宅倉庫を事務所兼機材置き場としています。 倉庫には、パソコンや携帯端末、数々の音響機器・機材が並んでいます。 野山さんが総社市で創業した理由は友人・知人が多いこともありましたが、他にもいろいろとメリットを感じるのだそうです。 

 

 

 

 

まず、暮らしについては「このまちは“生活のしやすさ”と“利便性”のバランスが丁度いいと思います。 比較的に静かなまちで移動や買い物などに困らず、車で少し移動すれば岡山市や倉敷市、そして田舎風景もある。 天候も穏やかで空気も地産の食べ物もおいしい。 市政の“福祉を重視した取り組み”も活発に感じますし、人口が増加傾向なところからもそういった選ばれる理由があるように思います。 子どもを育てる親としては、小さい頃から“豊かな自然のなかでいろいろ体験しながら学べる”“充実した教育を受けられる”といった環境で、すくすくと元気に育って欲しいと望むもの。“そうした日々を過ごす時間”は何にも変えられません。」  

 

 

 

 

創業については、「人間関係やネットワークがあれば、専門業種の仕事をする場所として最適だと感じます。 僕の場合、音響に関連する最新の情報収集や機材の購入・メンテナンス、シュミレーションなどをここで行っています。 また、現場と離れた場所なのでお客様目線という客観的な見方で音づくりできるのも気に入っています。」と話してくれました。

 

仕事のネットワークづくりは総社商工会議所などで紹介や交流の場などを設けているので、開業される方は活用されてもいいかもしれません。 野山さんは総社青年会議所の出身で、2015年から総社市民まつり“雪舟フェスタ”の依頼を受け音響を担当されています。

 

 

 

 

音づくりのような創造性が必要な業種はとくに、客観的な目で自分の仕事を評価できる穏やかな環境が大切なのかもしれません。 

 

コロナ禍のなか、現在は“感染症予防を考慮したイベントの提案”や“精度の高い検温器の活用”などで全国のイベント活動に尽力している野山さんは「次の若い世代を育てたい」とも考えています。

 

 

 

Jointlyは“音響機材・PA・レンタル”だけじゃない。施設・病院・店舗など幅広く使える“高精度な検温器の販売・レンタル・メンテナンス”もおまかせください。

 

 

 

イベントの内容や予算に合わせてクオリティの高い音響サービスを提供することを大事にしているJointlyは、音響機器や機材のレンタルもされています。 最近ではコロナ禍の影響で欠かせなくなった検温器ですが、イベントに関わる野山さんは特により精度の高い検温器にこだわり、販売・レンタル・サポート・メンテナンスをしています。

 

 

 

 

写真のように、センサーから手首を1~4cm離すだけで検温が始まります。

 

 

 

 

 

 

“全国どこへでも出張するフットワーク軽さ”でも定評のある野山さんは、選挙の演説会に携わってから“選挙カーの依頼”も受けているそうです。 「お客様のあらゆる声に耳を傾けているうちに仕事の幅が広がってます。」と笑いながら話す野山さん。そのバイタリティは脱帽ものです。

 

<記事掲載日:2021年5月13日>

 

 

Jointly(ジョイントリー)

〒719-1131 岡山県総社市中央3丁目9-106  TEL:090-2009-0279

不定休

 

WEBサイトはこちら マップはこちら

 

Jointlyさんから、創業を考えられている皆様へ
総社市は“まちの良さ”を残しながら、市政の取り組みで“福祉文化先駆都市”を目指しています。 人口減少・少子高齢化社会の時代に福祉文化に力を入れ、人口増加傾向になっていることに未来を感じます。 市内の空き店舗や空き家を改修して創業される方には、応援補助金が助成されるので活用されてみてはいかがでしょうか。