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移住レポート/在住人に聞く

移住レポート

もう一度、花を咲かせるために。60代で2回目の移住。私たちが総社市・山田を選んだ理由

近森さん夫妻/2025年(令和7年)移住

「人生でもう一度だけ、新しい場所で花を咲かせたい。」と、高知県香美市から岡山県総社市山田地区への移住を決めた近森さんご夫妻。なぜ山田を選んだのか、実際に暮らし始めてどう感じているのか、そしてこれからの暮らしをどう描いているのか。今回は奥様(みどりさん)に、その思いをお聞きしました。

 

 

 

大阪の大都会から、高知の田舎、そして総社へ

 

みどりさんは大阪で生まれ育ち、35年間、大都会のど真ん中で働き続けました。子どもの頃から「いつか田舎で暮らしてみたい」という思いがあり、退職後はご主人の地元、高知県にある香美市へ。山の中で鹿や猪と暮らす日々は、それまでとは真逆の、自然に囲まれた豊かな時間でした。ご夫婦で耕作放棄地を開墾して畑をつくり、バラ園やカフェを営みながら、田舎暮らしを存分に楽しんでいたといいます。

 

しかし、暮らし始めて10年が経ち、これからの生活を考えるように。交通の便が悪く、人口も減り続ける地域で、このまま暮らし続けることに少しずつ不安を感じ始めました。「私たちの人生、これで終わり?もう一度だけ、新しい場所で花を咲かせたい」。そんな思いで次の移住先を探し始めたときに意識したのが、大阪と高知のちょうど間にあるエリアでした。

 

「ちょうど真ん中で、気候も穏やかで、暮らしやすそう」。そう感じて瀬戸内エリアに興味を持つようになったといいます。海と山が近く、温暖な気候と豊かな自然がありながら、移動の便利さもある。調べていくうちに出会ったのが、岡山県総社市でした。

 

歴史ある町並み、温かい地域コミュニティ、便利さと自然の近さ。そのすべてが「もう一度、新しい暮らしを始める場所」として、ぴったりだと思えたそうです。

 

 

 

 

 

不安も迷いもなく、即決だった山田移住

 

前の住まいではコンビニに行くにも車で15分はかかっていましたが、山田では車で5分ほどの距離にあり、暮らしやすさの違いは一目瞭然。岡山県の空き家バンクに掲載されていた物件を実際に見に来てみると、家はとてもきれいで、古く傷んでいた部分を少しリフォームするだけで、すぐに住める状態だったそうです。

 

「ネットで物件を見つけて、すぐに内覧に来て、『もうここに決めます!』って。その場で即決でしたね。私にとってはすごくいい選択だったと思っています。」

 

高知で育てていたバラたちも一緒に“移住”し、山田の地で再び咲かせる準備を進めています。「来年また来てもらったら、庭の様子も全然違っていると思いますよ」と笑顔で話される姿から、新しい暮らしへのワクワク感が伝わってきます。

 

 

 

 

山田に来てすぐに、山田地域コミュニティ協議会の方々が歓迎会を開いてくれたことも大きな励みになりました。その場で「畑がしたい」という希望を伝えると、地元の方が「使っていない畑があるからどうぞ」と無償で貸してくださったそうです。

 

「山田の方々は本当に温かくて、わからないことがあればすぐに聞けるし、すぐに教えてくれる。移住してからも不安になったり、どうしようって思うことが一度もなかったんです。」

 

高知で楽しんだ自然と畑仕事をそのまま持ち込みつつ、暮らしやすさと便利さも兼ね備えた山田での新生活。地域の方々の支えを受けながら、新たな「ふるさとづくり」を軽やかに始めた近森さんの暮らしは、これからどんな花を咲かせていくのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

山田の一員になれることに、ワクワク、ウキウキ!

 

「ここは本当に居心地がいいんですよ。」

 

大阪の都会、高知の山あいを経て、たどり着いた総社市山田地区。田舎すぎず、都会すぎず、その中間のような暮らしやすさがありながら、地域には古くからの文化や温かいつながりが残っていることが、近森さんご夫妻にとって大きな魅力でした。

 

「鬼ノ城は有名ですけど、ここには『鬼ノ身城』っていうお城跡もあるんですよ。地元の方が大事にされていて、草刈りや夜のライトアップもされています。地域のみなさんの団結力がとにかくすごいんです。」

 

 

 

 

 

山田地区では、月1回の加茂神社のお掃除や、菊池邸での郷蔵音色カフェ、山田ふれあい市や夏まつりなど、地域の人たちが自主的に行う活動が日常的に続けられています。「やらされている感じが全然なくて、みなさん率先してやっておられるんですよね。当たり前のことを当たり前にされているところがすごいなと思っています。」

 

そんな温かい地域の雰囲気に触れ、「自分たちも、ここで少しでも役に立てることをしていきたい」という気持ちが自然と芽生えたといいます。

 

 

 

 

 

 

近森さんご夫妻が新しい暮らしで楽しみにしているのが、バラの庭づくりです。ご主人が大好きなバラを、高知からここへ移植し、庭を「バラのガーデン」にしていく計画が進行中です。

 

「春と秋、バラが咲く季節にはいろんな方に自由に入って見ていただきたいんです。コーヒーを飲んだり、ケーキを食べたり、気軽に寄っていただけるような場所にできたらいいなと思っています。」

 

カフェ営業ではなく、誰でも「どうぞ、どうぞ」と気軽に立ち寄ってもらい、一緒に時間を過ごせる場所にしたい。ご主人は「ビアガーデンをしてみたいな」と、提灯を吊るす構想も描いているそうです。

 

「不安はまったくないんです。むしろ、ワクワク、ウキウキ。これからが楽しみで仕方ないんですよ。」

 

山田の人たちの温かさ、自然の豊かさ、そして地域全体の「一つの家族のような空気感」の中で、近森さんご夫妻の新しい暮らしが軽やかに始まっています。

 

「ここはおすすめ。ぜひ、来てください。若いファミリーも大歓迎!」

 

その笑顔と言葉には、移住先で「新しいふるさと」を見つけた喜びが溢れていました。

 

 

 

 

 

軽やかさの秘密。それは笑いヨガと、でたらめセラピー

 

「私の元気の秘訣ですか?それはやっぱり、笑うこと!」

 

Tシャツにもプリントされている「笑いヨガ」。それは笑う動作とヨガの呼吸法を組み合わせた健康体操で、30年前にインドのムンバイでわずか5人から始まったものが、今では世界120カ国以上に広がっているといいます。

 

「普通、笑うって何か面白いことがあった時にするでしょ?でも笑いヨガは理由がなくても笑うんです。笑うという動作をするだけで、自然と横隔膜が動いて内臓が活性化するし、血流がよくなって体温が上がる。体温が上がると免疫力も上がるんですよ。」

 

「ハヒフヘホ」などのハ行の音を使いながら笑うと、横隔膜が大きく動き、腹式呼吸が自然にできるのだそうです。声を出し、大きな動作をしながら「ホーホー、ハハハー、イエーイ!」のかけ声と一緒に笑うだけで胸が開き、体も心も軽くなる。

 

「笑ったら、幸福ホルモンが脳内にバーッと出て、幸せな気持ちで満たされるんですよ。だからね、面白いことなんてなくてもいい。ただ運動として笑ってみるだけで、体も心も元気になるんです。」

 

 

 

 

さらに近森さんが取り組んでいるのが、株式会社笑い総研が開発・提供している「でたらめセラピー」。名前の通り、意味のないことを大真面目にやって笑いを引き出す、新しい形の心身のデトックス方法です。

 

たとえば、「普段、『ねばならない』に縛られてる私たちの暮らしを、一度取っ払ってみようっていう『AHO(アホ)カード』を使った遊び。『右目を地面に近づけながら、我こそがアンバターサンド大王であると宣言する』とか、『後頭部を踊らせながら担任の先生の名前を5回言う』とか(笑)、カードに書かれたでたらめなお題を、大の大人が全身を使って本気でやり合うんです。」

 

笑わずに耐えるのがルールですが、やっているうちにどうしても笑ってしまう。全く意味のないことを真剣にやって、頭も心も空っぽになって。「私、一体、何をやっているんだろう!」と思えた瞬間、日々の悩みや不安がどこかへ吹き飛んでしまうのだといいます。

 

「大きな口を開けて笑ったらあかん、とか、『いい歳して』とか、そういうのはもう関係ない。自分の人生ですから、楽しまなきゃ損ですよ!」

 

 

 

 

山田の新しい暮らしの中で、近森さんは笑いを通じて自分を解放し、周りにも元気を届けていきたいといいます。移住して間もなく、地域の女性サロン会で笑いヨガを一緒に楽しみ、「思いっきり笑えて最高にスッキリした!」と言ってもらえたことに心から喜んでいらっしゃいました。

 

「笑いヨガは健康体操。老若男女みんなにおすすめしたいんです。笑うだけで元気になるし、人生が軽やかになるから。笑いヨガにご興味のある方はぜひご連絡ください(TEL: 090-9865-1773)」

 

近森さんの笑顔には、理由なんてなくても笑い、生きることを楽しむ強さと優しさがあふれていました。

 

岡山県総社市公式note 山田地区の話題はこちら

 

 

近森さんから、移住を考えられている皆様へ
移住は人生でなかなか経験しないことだと思います。私たちは2回移住を経験しましたが、やはり「自分の人生、やり残したくない」「後悔したくない」という気持ちが強かったからです。
大阪で35年間役所に勤めていましたが、仕事中心の生活で自分の時間がほとんどありませんでした。田舎に移って好きなことをやり、一度は満足しましたが、「これで終わり?」と思い、もう一度挑戦しようと決めました。
年齢はただの数字。60歳を過ぎても、新しい環境でやりたいことを叶えられると実感しています。移住に迷いや不安がある方もいると思いますが、勇気を持って一歩踏み出せば、きっと新しい自分や人生が待っています。応援しています!